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A版とB版の違い

広告やポスターなどの印刷物には様々なサイズがあります。その中でも、A4サイズやB5サイズの印刷物は多く、日常生活でも身近な存在です。AとBで分類されているのですが、それぞれ特徴が違います。そこで、こちらでは「A版とB版の違い」についてご紹介します。

■ A版 ■

A版は国際標準化機構(ISO)の国際規格サイズで、世界各国で使用されています。19世紀末にドイツの物理学者・オズワルドによって考案されたもので、ドイツの規格が元になっています。A版はAO(841×1189mm)を基本としており、一番サイズの大きいAOから順番にA1・A2・A3・A4・A5というようにA12まで続きます。分かりやすく例えると、A1サイズでは新聞紙、A2サイズはA1の半分、A3サイズに関してはポスターに利用されることも多いです。また、A版はどこまで半分に折っても同じ形になるため、効率の良い長方形として好まれています。

■ B版 ■

B版は日本で考案された規格です。江戸時代、徳川家御用達の公用紙である美濃紙のサイズが元になったもので、日本人向けの印刷物として親しまれてきました。B版はBO(1030×1456mm)を基本としており、一番サイズの大きいBOから順番にB1・B2・B3・B4・B5というようにB12まで続いています。A版とB版の面積を比較するとB版が大きく、ポスターや電車の吊り広告・新聞の折り込みチラシなど、生活の様々なシーンに利用されています。


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